解説

スタートアップ育成5か年計画で創る日本の未来

将来的にスタートアップを10万社、ユニコーンを100社創出

経済産業省 経済産業政策局 新規事業創造推進室長 /石井 芳明

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社会課題の解決と経済発展の二兎を追う「新しい資本主義」実現のために、イノベーションの担い手としてのスタートアップへの注目が高まっている。政府は「スタートアップ育成5か年計画」を策定し、スタートアップ支援の抜本強化を打ち出した。大企業や金融機関をはじめとする経済界との連携でスタートアップが次々と生まれるスタートアップエコシステムを形成して、豊かな社会の実現を目指したい。

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いしい よしあき
経済産業省にてベンチャー政策、中小企業政策などに従事。LLC/LLP法制、日本ベンチャー大賞、始動Next Innovator、J-Startupなど、各種プログラムの創設を担当。18年から内閣府でスタートアップエコシステム形成、SBIR制度改正、オープンイノベーションの推進を担当。21年から現職。早稲田大学大学院商学研究科修了。博士(商学)。ツイッターアカウントは@yoshi_ishii