特集転換期の日本財政【金融波及編】

日本国債の信用力は疑う余地のない“悪化基調”

格付け低下を回避すべく、政府・日銀の信認を取り戻せ

みずほ証券 チーフクレジットストラテジスト /大橋 英敏

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コロナ禍における巨額の財政支出に加え、足元ではインフレ率と国債利回りが上昇基調にあるなか、日本国債格付けへの懸念の声が聞こえるようになった。日本国債の格付けを維持するためには、名目GDPの持続的な上昇に加え、安定した経常黒字の確保が欠かせない。2023年中に日本国債が格下げされる可能性は低いものの、日本国債の信用力は緩やかに悪化している。

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おおはし ひでとし
91年日本生命保険入社、00年モルガン・スタンレー証券(現モルガン・スタンレーMUFG証券)でクレジットストラテジスト業務を開始。投資助言会社経営を経て、15年12月から現職。著書に『クレジット投資のすべて』など。