金融機関にとって気候変動リスクへの対応の重要性が高まる中で、国際基準であるPCAFスタンダードに基づく「ファイナンスド・エミッション」の計測や開示がにわかに脚光を浴びている。国際的には、すでに300近い金融機関がPCAFに加盟。国内においても、メガバンクをはじめ19の加盟金融機関により、PCAFジャパンコリーションが設立され、具体的な計測ルールの検討が進んでいる。