新聞の盲点

円急落で最大の試練に直面する黒田日銀に「打つ手」はあるか

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9月7日に一時1ドル=144円台後半をつけたドル円相場。各国の中央銀行がインフレ抑制を目指して大幅な利上げに踏み切るなか、マイナス金利を維持する日本との金利差が拡大し、為替市場で歴史的な円安が進んでいる。日銀が目標に掲げる「安定的な2%の物価上昇」が見込めない中では金融引き締めに動くことは難しく、今後、金利差の拡大から円安が一段と加速する可能性がある。黒田総裁の任期満了が近づく最終局面で、日銀の異次元緩和が最大の試練に直面している。

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