解説

金融庁「顧客本位の業務運営のモニタリング結果」のポイント解説

提案・販売手法の実践結果を検証し、PDCAサイクルの実現を

金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 コンダクト企画室 企画調整官 /佐藤 寿昭

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金融庁は6月30日に「投資信託等の販売会社による顧客本位の業務運営のモニタリング結果について」(以下、本レポート)を公表した。「貯蓄から資産形成」への動きを促すため、顧客の資産形成と持続的な業務を両立させるための中長期的なビジネスモデルの在り方などに関するモニタリングを行い、その中で把握した事実や課題等を整理した。本稿ではその概要を解説する。なお、本稿の意見に係る部分は筆者の個人的見解であり、所属組織の見解を示すものではない。

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さとう としあき
18年関東財務局理財部金融監督第4課長、20年金融庁監督局保険課課長補佐などを経て、21年7月から現職。