特集生み出せ! 日本のスタートアップ

スタートアップ活性化に必要な未上場株式の2次流通市場

日本でもIPO投資家の8割以上が未上場株式に投資意欲

ファンディーノ CEO /柴原 祐喜

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

日本のスタートアップ業界を活性化させるには、未上場企業が柔軟に資本政策を行えるようにする必要があり、その有効な施策となるのが未上場株式の流動性を高めることだ。当社ファンディーノは、株式投資型クラウドファンディングで未上場株式への投資を呼び込み、「株主コミュニティ制度」を活用した未上場株式のセカンダリー市場(2次流通市場)の整備も始めた。米国ではIPOの減少などを背景に、未上場株式のセカンダリー市場やマーケットプレイスが充実してきた。日本も米国同様に、未上場株式の流動性を高めていくことが重要だ。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

しばはら ゆうき
09年カリフォルニア大学卒、12年明治大学大学院修了。大学院での研究テーマは「未上場企業の価値算出」。12年システム開発・経営コンサルティング会社を設立。共同代表の大浦学とともに15年日本クラウドキャピタル(現ファンディーノ)を設立。日本初の第一種少額電子募集取扱業として、株式投資型クラウドファンディング「ファンディーノ」を提供。「金融関連分野におけるブロックチェーン技術実務適応研究会」の発足・運営に幹事企業として携わる。