解説

超高齢社会に寄与する「買い物支援機能」付きプリペイドカード

「認知症」当事者と家族をアプリ連携し、自立した日常生活を支援

KAERU 取締役COO /福田 勝彦

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超高齢社会の中で認知症になる人は、2025年に700万人に達するとの予測がある。認知機能の低下は、特に日々の「買い物」において不便を生じさせている。当社「KAERU(かえる)」は、プリペイドカードとスマートフォンアプリを連動させたサービスを提供することにより、こうした社会課題の解決を図っている。利用者が任意で信頼する第三者とアプリ連携し、チャージ(入金)を依頼する機能もあるため、成年後見や、各都道府県での日常生活自立支援事業における金銭管理支援にも活用することができないか、実証実験を行っている。

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ふくだ かつひこ
京都大学工学部卒。公務員、ボストンコンサルティンググループ、ネットプロテクションズを経て、メルカリ、メルペイにて新規事業のカスタマーサポート、オペレーション部門立ち上げ責任者を担当。20年10月、LINEペイで事業戦略などに携わっていた岡田知拓(現KAERU社長)と共同でKAERUを創業。