特集ネイチャーポジティブな金融機関経営

金融機関が生物多様性を保護する意義とその取り組み

多様なステークホルダーと描く自然再興への筋道

MS&ADインターリスク総研 リスクコンサルティング本部 サステナビリティ第一グループ 主任コンサルタント /三島 らすな

MS&ADインターリスク総研 リスクコンサルティング本部 サステナビリティ第二グループ 上席コンサルタント /藤田 嘉子

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

生物多様性の急速な損失は、国内外において重大な問題の一つとして認識されている。そうした中で金融機関は金融機能を用いて、生物多様性の破壊や劣化につながる活動の抑制および保全、再生につながる活動の促進を実現する役割を求められている。本稿では、今起きている生物多様性の損失問題とネイチャーポジティブが目指す姿について解説する。併せて、その損失を食い止めて状況を反転させるため、金融機関が果たすべき役割やその実現に向けた具体的プロセスについて考察する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

みしま らすな
地域金融機関向けや事業会社向けの気候・自然関連情報開示のコンサルティング、生物多様性取り組み支援などを担当。

ふじた よしこ
大手報道機関、広告・PR会社を経て現職。生物多様性・自然関連情報開示や実装支援、「ステークホルダーコミュニケーション」、「地方創生SDGs金融」などを担当。