特集アセットオーナー 変革の時

ネットゼロに向けた日本のアセットオーナーの変革は「遅い」

〈インタビュー〉提案するプロダクトでアセットオーナーの投資を変えていく

アセットマネジメントOne 社長 /菅野 暁

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2050年までに運用ポートフォリオの温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロ(ネットゼロ)にすることを宣言し、中間目標として30年までに運用資産の53%(30兆円、21年3月末時点)をネットゼロに移行させることを掲げるアセットマネジメントOne。その目標を達成するには、資金の出し手であるアセットオーナーの投資戦略もネットゼロに向かう必要がある。しかし、ネットゼロを宣言しているアセットオーナーは大手保険会社にとどまり、その足取りは重い。脱炭素化の取り組みが待ったなしの課題となるなか、日本のアセットオーナーの変革はどこまで進み、どのような課題を抱えているのか。アセットマネジメントOneの菅野暁社長に、アセットマネジャーから見たアセットオーナーの現状を聞いた。(編集部)

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すがの あきら
82年東京大学経済学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。12年みずほ銀行・みずほコーポレート銀行常務執行役員投資銀行ユニット長兼アセットマネジメントユニット長、14年みずほフィナンシャルグループ執行役専務国際・投資銀行・運用戦略・経営管理統括、16年執行役専務グローバルコーポレートカンパニー長、17年執行役副社長を経て、18年から現職。マサチューセッツ工科大学経営大学院修了(経営学専攻)。