フィナテキストホールディングス CFO /伊藤 祐一郎
フィナテキストホールディングス CFO /伊藤 祐一郎
投稿日2022.04.29. /週刊金融財政事情 2022年5月3日号
インターネットサービスを提供する主要な事業会社がこぞって「組み込み型金融」に取り組むのには、「グループ収益の最大化」「本業の成長促進」「これまでにない金融商品の創造」という三つの理由があるだろう。米国では本業を無料にし、組み込んだ金融機能で収益化を図るビジネスモデルがあるほか、これまで与信審査には使われてこなかったオルタナティブデータを用いてレンディングサービスを行う事例もある。今後、日本ではどのような発展を遂げていくのか。海外先行事例を参考にしつつ、考察したい。
いとう ゆういちろう
東京大学経済学部卒。10年からUBS証券の投資銀行本部においてIPOやグローバルM&Aのアドバイザリー業務に従事。16年にFinatext(現Finatextホールディングス)に参画しCFOに就任。ツイッター: @110110110110
掲載号 /週刊金融財政事情 2022年5月3日号