解説

共通型次世代システムを通じた地銀のデジタルシフトと業務改革

SBIグループと提携地銀が進める銀行業務のパラダイムシフト

SBI地銀ホールディングス 代表 /森田 俊平

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地方銀行の業務変革においては、システムがボトルネックになるケースが多い。勘定系基幹システムの刷新による銀行のデジタルシフトは待ったなしの状況である。それを痛感したSBIグループは、地方銀行向け「次世代バンキングシステム」の開発を進め、ファーストユーザーとして福島銀行が2024年の導入を決定した。今回のシステムの特徴を踏まえて、銀行業務に求められるパラダイムシフトの方向性を展望したい。

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もりた しゅんぺい
98年東京大学経済学部卒、ソフトバンク入社、経理部所属。99年SBIグループ発足に伴い転籍、子会社社長を経て、09年SBIホールディングス取締役。11年から19年まで同社CFOを経て、専務取締役(現職)。19年島根銀行取締役、20年SBI地銀ホールディングス代表取締役。