NECアジアパシフィック シニアセールスマネジャー /山口 博司
NECアジアパシフィック シニアセールスマネジャー /山口 博司
投稿日2022.02.11. /週刊金融財政事情 2022年2月15日号
ここ数年、米国のフィンテック企業は創業当初のビジネスラインを超えてサービス領域を拡大することに積極的になっている。デジタルバンクやその他のフィンテック企業のビジネスモデルは、「金融サービスプロバイダー」からより広範な「金融プラットフォーム」への移行を目指しており、いくつかの企業が自らを「金融スーパーアプリ」と表現し始めている。特に2021年はペイパルやスクエアといった大手フィンテック企業の取り組みが注目を集めた。本稿では、金融スーパーアプリ化を巡る彼らの取り組みを解説したい。
やまぐち ひろし
システムエンジニアとして金融機関向け業務アプリケーション開発・システム企画を経て、16年から21年までシリコンバレーにて米国発の新技術・サービスの調査、活用の企画・推進に従事。21年4月からAPAC地域の金融機関向けセールスを担当。
掲載号 /週刊金融財政事情 2022年2月15日号