多くの金融機関が店舗や人員の削減などによる経営の効率化にかじを切っているが、当金庫は「あえて非効率」を貫くことで地域の課題解決を推し進めている。非効率なことに泥臭く取り組むことで、他の金融機関との差別化につながるからだ。特に、コロナ禍はスペイン風邪以来の「100年に1度の危機」とされる。当金庫に愛着を持ってもらう「100年に1回のチャンス」が到来したと考えて、多様なかたちで事業者や個人の支援に取り組んでいる。
多くの金融機関が店舗や人員の削減などによる経営の効率化にかじを切っているが、当金庫は「あえて非効率」を貫くことで地域の課題解決を推し進めている。非効率なことに泥臭く取り組むことで、他の金融機関との差別化につながるからだ。特に、コロナ禍はスペイン風邪以来の「100年に1度の危機」とされる。当金庫に愛着を持ってもらう「100年に1回のチャンス」が到来したと考えて、多様なかたちで事業者や個人の支援に取り組んでいる。
よしの のりまさ
76年枚方信用金庫入庫。07年常勤理事、11年常務理事、13年専務理事、13年より現職。座右の銘は、「人生はいつまでも“3感王”」。これは物事に「感心」を持ち、「感動」し、最後に「感謝」の気持ちを持つことを意味する。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年12月7日号