特集金融分野の経済安全保障

金融機関はクラウドサービスがはらむ「新たなリスク」に備えよ

台湾有事の海底ケーブル切断を想定し、情報システムの点検を

情報安全保障研究所 首席研究員 / 山崎 文明

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経済安全保障の重要性が認識されつつあるなか、金融分野の経済安全保障に対する関心も高まっている。金融庁は、データの外部委託における安全管理措置など金融機関の情報管理態勢のモニタリングを強化しているほか、経済安全保障を専門に担う「経済安全保障室(仮称)」を来年度に設置する方針だ。経済安全保障は、サイバー攻撃への備えやシステムに使用される機器の調達、取引情報の管理態勢など多岐にわたる。本稿は、なかでも影響が大きいと思われる金融機関の情報システムのクラウドサービス移行に伴う経済安全保障上の課題を中心に考察する。

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やまさき ふみあき
78年神戸大学海事科学部卒業。大手外資系監査法人にてシステム監査に長年従事。システム監査技術者(経済産業省)/BS7799情報セキュリティスペシャリスト(英国規格協会)。内閣官房安全保障危機管理室情報セキュリティ対策推進室WG委員、経済産業省サイバーテロ演習評価委員会委員などを歴任。『情報立国・日本の戦争』(角川新書)など著書多数。

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