特集生保業界、変革のとき

縮む国内生保市場で放つ「次の一手」

〈インタビュー〉既存の生保商品を必要としない健康な人々のマーケットを開拓する

住友生命保険 社長 /高田 幸徳

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市場規模の縮小が進む国内生命保険。2015年度末時点で約858兆円あった国内生保の保有契約高は、19年度末には約829兆円と30兆円ほど減少した。若者の保険離れや未婚率の増加など、保険を必要としない人が増えていることが要因とみられ、今後10年弱で750兆円程度まで減少するとの指摘もある。ほかにも営業職員の離職率抑制やデジタル化への対応など、生保会社が対応すべき課題は山積している。今年4月に住友生命社長に就任した高田社長に、今後の営業戦略について聞いた(編集部)。

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たかだ ゆきのり
88年京都大学経済学部卒、住友生命保険相互会社入社。09年3月営業企画部次長兼営業企画室長、09年9月営業企画部担当部長兼営業企画室長、11年3月営業企画部長、13年7月企画部担当部長、13年11月企画部長、17年4月執行役員兼企画部長、18年4月上席執行役員、18年10月執行役常務を経て、21年4月から現職。7月に生命保険協会会長に就任予定。