特集加速必至のガバナンス改革

企業の持続可能性を問うCGコードの再改訂

ESG要素を踏まえて事業や経営そのものの変革を

東京都立大学 経営学研究科 経営学専攻 教授 /松田 千恵子

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コーポレートガバナンス・コード(CGコード)の再改訂で、ESGに関する言及が飛躍的に増加した。気候変動対応や人的資本に関する要請、モニタリングボード型の取締役会への移行など、現状とのギャップが大きい企業も多そうだ。コロナ禍により社会が大きく変化する中で、株主をはじめとするすべてのステークホルダーが企業の持続可能性(サステナビリティー)に対する関心を高めている。

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まつだ ちえこ
日本長期信用銀行にて国際審査、海外営業等を担当後、ムーディーズ・ジャパン格付けアナリストを経て、コーポレイトディレクション、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトンでパートナーを務める。著書『ファイナンスの理論と実務』(金融財政事情研究会)など多数。東京外国語大学外国語学部卒、仏国立ポンゼ・ショセ国際経営大学院経営学修士、筑波大学大学院企業科学専攻博士課程修了。博士(経営学)。