特集進む! 税・公金収納デジタル化

効率化・電子化への取り組みが本格化した税・公金収納業務

極めて低廉な手数料が効率化・電子化を遅らせる要因に

全国銀行協会 事務・決済システム部 副調査役 /稲葉 祐太郎

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

全国銀行協会は今年2月、税・公金収納業務のコスト・手数料に係る実態調査を実施し、その調査結果報告書を3月16日に公表した。調査結果から、銀行が地方公共団体から徴求する手数料は、その処理コストに比して非常に低廉であることが確認できた。税・公金収納業務の効率化・電子化に向けた経費負担の見直しに関する関係当事者間の協議促進が期待される。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

いなば ゆうたろう
14年全国銀行協会入社。同年、全国銀行資金決済ネットワーク出向。以降5年間、同法人の企画部門を担当。19年4月から現職として、銀行事務の合理化、税・公金収納の効率化・電子化等の検討を担当。