慶應義塾大学 経済学部 教授 /白塚 重典
今ある金融政策や規制などの諸制度はどういった経緯で生まれ、その意義はどのようなものか。本連載は、近現代金融史から今に息づく金融政策・制度の成り立ちを探り、読者の知識を深める一助としたい。初回は、大規模資産買い入れに代表されるわが国の「非伝統的金融政策」から読み解く。
しらつか しげのり
19年8月に日本銀行を退職し、同年9月から現職。金融論・日本経済論を専門とする。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年4月6日号
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