解説

スマホアプリ運営で得たデジタル知見とマーケティング戦略

地銀連携の核となるウォレットアプリは9行で採用

iBankマーケティング 事業開発部長 /藤原 哲平

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ふくおかフィナンシャルグループ傘下のフィンテックベンチャー「iBankマーケティング」は、2021年4月に設立5年を迎える。提供するスマホアプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」は、地銀9行で採用され、130万ダウンロード(21年1月現在)を達成するなど、デジタル領域における地銀連携の核となるサービスに育ってきた。本誌19年2月18日号では『「手のひらの上の銀行」が急成長──ふくおかFGのiBank事業』として、企画初期段階からの取り組みを紹介した。本稿では、その後得られたデジタルに関する知見や連携金融機関との施策を含めたマーケティング戦略に触れつつ、今後の成長を展望する。

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ふじわら てっぺい
07年大阪大学法学部卒、同年福岡銀行入行。米国メガバンク派遣の後、グローバルソリューション部、総合企画部を経て、16年からiBankマーケティングシニアマネージャー。19年から現職。ふくおかフィナンシャルグループビジネス開発部調査役を兼務。