解説

デジタル人民元導入の背景にある中国の社会的基盤

クロスボーダー決済や企業間利用へのハードルは高い

MUFGバンク(中国) 人民元国際化業務推進室 / 竹下 大介

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昨今、中国のデジタル人民元を巡る報道が増え、日本でのデジタル通貨導入に関する議論も活発化している。筆者は人民元を利用して中国で生活する一外国人として、中国は日本と異なる政策目的の下でデジタル通貨導入を進めており、社会的な導入基盤や根本的な考え方も日本と異なっていると感じる。本稿では、デジタル人民元の現状と位置づけを明らかにした上で、日本でのデジタル通貨の在り方を探る。また、デジタル通貨が、クロスボーダー決済や企業間取引に適用される場合の課題や問題点についても触れる。

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たけした だいすけ
96年慶應大学法学部卒、東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。オランダ駐在、トランザクションバンキング部、ストラクチャードファイナンス部を経て、16年5月から現職。人民元国際化関連の当局向け提言、人民元クリアリングバンク開業準備、中国債券業務推進等、人民元国際化を切り口とした関連ビジネスに従事。

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