特集動き出す金融サービス仲介業

金融サービス仲介法制の概要とビジネスモデルの展望

想定される取扱可能な金融商品、参入が予想される事業者とは──

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士 /落合 孝文

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士 /谷崎 研一

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士 /表 大祐

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2020年6月5日に改正された「金融サービスの提供に関する法律」(旧金融商品販売法、以下改正法)において、新たに「金融サービス仲介業」(以下新仲介業)が創設された。本稿では、新仲介業の概要について説明した上で、新仲介業の下でどのようなビジネスが展開されるかについて展望したい。なお、本文中意見にわたる部分については、筆者らの個人的見解であり、筆者らの所属するいかなる組織または団体の見解でもないことを申し添える。

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おちあい たかふみ
慶應義塾大学理工学部卒。同大学院理工学研究科在学中に司法試験合格。森・濱田松本法律事務所東京、北京オフィス勤務を経て現職。内閣府革新的事業評価委員会委員、規制改革推進会議成長戦略WGおよび投資等WG専門委員、フィンテック協会常務理事、電子決済等代行事業者協会理事等を歴任。

たにざき けんいち
弁護士・ニューヨーク州弁護士。京都大学法学部卒。ノースウェスタン大学ロースクール、大宮法科大学院大学修了。日本の大手金融機関法務セクションで長期間にわたり銀行法関連、国内外の金融取引法関連サービスに従事した後、12年弁護士登録。

おもて だいすけ
慶應義塾大学法科大学院卒。15年司法試験合格。17年から渥美坂井法律事務所・外国法共同事業に入所し、同年8月から19年7月まで金融庁企画市場局市場課での勤務を経て現職。