解説

金融仲介機能の発揮に向けたプログレスレポートの要点解説

対話を積み重ね、持続可能なビジネスモデルの構築を促す

金融庁 監督局 地域金融企画室長 /日下 智晴

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融庁は2020年10月14日、「金融仲介機能の発揮に向けたプログレスレポート」(プログレスレポート)を公表した。昨年から公表を始めたこのレポートは、金融検査マニュアル廃止に併せて公表した分野別の考え方と進め方(ディスカッションペーパー)と軌を一にし、金融機関に金融仲介機能の発揮を促すために金融庁と全国の財務局が行った取り組みをまとめたものだ。その中心をなすものは持続可能なビジネスモデルの構築に向けた対話である。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

くさか ともはる
神戸大学経営学部卒。広島銀行に31年間勤務のあと、15年11月金融庁入庁、地域金融企画室長。18年7月地域金融生産性向上支援室長兼務、19年7月地域課題解決支援室長兼務。