解説

地銀広域連携「ナレッジラボ」が実現する商流データの高度活用

クラウド会計に依存しない金融機関主導のビジネスモデルを構築

浜銀総合研究所 情報戦略コンサルティング部 グループ長 /影井 智宏

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地銀9行で構成される「ナレッジラボ」は、参加各行のビッグデータ業務を継続的に支援するため、2013年に発足した広域連携組織である。これまでナレッジラボでは特許取得を含むさまざまな成果を上げてきたが、最近では商流データの活用による業務高度化に力を入れている。本稿では法人業務を対象とした商流データの意義やその活用方法を整理しながら、ナレッジラボにおける最新の活用事例について紹介する。

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かげい ともひろ
都銀系シンクタンクを経て浜銀総合研究所に入社。金融機関を中心にさまざまなビッグデータアナリティクスを手掛け、ナレッジラボは発足から担当。