インタビュー

金融機関との関係をビジネスパートナーに変えたAPI連携

マネーフォワード 執行役員 /神田 潤一

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

2017年成立の銀行法改正によって金融機関の体制整備が努力義務となった「オープンAPI」。これを受け、金融機関の口座残高や入出金明細を「スクレイピング方式」によって取得してきた電子決済等代行業者は、「API接続」に切り替える契約締結を進めてきた。今年5月末の契約締結の期限は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、9月末に延期されたが、各社おおむね契約を終えているようだ。API連携を起点にどのような金融サービスが誕生するのか。金融庁でAPIの普及に取り組み、現職で金融機関との契約交渉を進めてきた、マネーフォワード執行役員の神田潤一氏に話を聞いた。(編集部)

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

かんだ じゅんいち
94年東京大学経済学部卒、日本銀行入行。00年米イェール大修士。15~17年、金融庁に出向し、日本の決済制度・インフラの高度化、フィンテックに関連する調査・政策企画に従事。17年に日本銀行を退職し、マネーフォワード入社。フィンテック協会理事。