特集ポストコロナの事業再生

過去の事例に学ぶ再生支援の核心

企業再生を成功させるカギは経営者の姿勢にあり

企業再建・承継コンサルタント協同組合 理事 /宮崎 健治

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コロナショックに関する中小企業への資金繰り支援はひと段落したというが、本当に大切なのは、コロナ禍で業績が悪化した企業の再生支援である。当組合は、会社更生法・民事再生法による法的整理や再生は基本的に行わず、経営改善型の企業再建を行ってきた。数多くの支援を手掛ける中で、はっきりと分かっていることがある。それは再生支援が成功するか否かのポイントは、「経営者の姿勢にある」ということである。

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みやざき けんじ
神戸大学経済学部卒。74年三井銀行入行。以降、さくら総合研究所(現日本総研)、PwCコンサルティング(現IBMビジネスコンサルティング)のコンサルティング業務に従事。現在は、現職とクリエイティブマネジメント研究所所長を兼任。中小企業基盤整備機構専門家アドバイザー、東京都中小企業再生支援協議会・再生支援アドバイザー。