特集未曽有の危機下の年金運用

コロナ後の視点に基づく投資戦略の見直しが必要に

コロナショックは中長期的な年金運用に甚大な影響

ニッセイ基礎研究所 年金総合リサーチ センター長 /徳島 勝幸

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世界的な新型コロナウイルスの感染拡大によって人々の働き方が変わり、国々の間の往来も大きく制限されている。コロナショック後の新しい生活様式と文明の在り方が模索される中で、年金の運用は人々の期待を受けてどのように変化していくのだろうか。コロナショックは、リーマンショックのような一時的な「ショック」にとどまらず、むしろターニングポイントになる可能性が高い。経済成長率と物価上昇率の変化と中長期的低迷によって、これまでとは異なる年金運用が求められるだろう。

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とくしま かつゆき
京都大学法学部卒業後、日本生命保険入社。91年ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA取得。その後、ニッセイアセットマネジメントへの出向を経て、08年から研究所。