特集金融サービスの手数料問題を考える

将来のビジネスモデル構築の中核となる手数料戦略

新たなグランドデザインを描き、コロナ禍に対応する視点が重要

フューチャー 取締役 /山岡 浩巳

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新型コロナウイルスの拡大は、「対面」や「紙」に依存する経済活動やビジネスモデルの転換を迫るものである。現下の感染拡大を抑えるとともに、コロナ後の経済の回復を実現し、さらに日本経済がパンデミックへの頑健性を高めていく上でも、経済・金融のデジタル化とリモート対応を積極的に進めることが求められる。銀行の手数料戦略も、このようなグランドデザインの中で捉えられるべきである。

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やまおか ひろみ
東京大学法学部卒、カリフォルニア大バークレー校法律学修士。ニューヨーク州弁護士。07年IMF日本理事代理、12年バーゼル銀行監督委委員、13年日本銀行金融市場局長、15年同決済機構局長、19年3月から現職。