解説

クマ被害問題から再考する金融機関の危機管理・法務対応

法的規制も念頭に、従業員保護を最優先とした体制整備を

牛島総合法律事務所 弁護士 /猿倉 健司

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昨年はクマが各地で出没したことが大きな話題となった。クマによる人的被害が過去最多を記録し(注1)、市街地にまで出没したことにより事業活動や住民の生活に多大な影響を与えた。影響を受けた業種は幅広く、金融機関もその例外ではない。法律上、臨時休業することに制約がある銀行は安全配慮義務等との関係で難しい判断を迫られるケースもあり、危機管理の在り方が問われることとなった。本稿ではクマ被害問題を契機として、金融機関を取り巻く法的規制を踏まえた危機管理の在り方を整理する。

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さるくら けんじ
03年早稲田大学法学部卒。07年弁護士登録、当事務所入所。19年パートナー就任。国内外における行政・自治体対応、不祥事・危機管理対応、企業間紛争、新規ビジネス立ち上げやM&A支援などを中心に活動。『廃棄物リサイクル・資源循環の法規制とリスク管理』(金融財政事情研究会、25年)、『ケーススタディで学ぶ 環境規制と法的リスクへの対応』(第一法規、24年)など著書多数。

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