新聞の盲点

目立つ「政局絡み」、迷走する安倍政権のコロナ対策

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安倍政権の新型コロナウイルス対策が迷走している。東京五輪・パラリンピックの中止回避に気を取られるあまり、感染拡大を防ぐ外出制限や重症者への医療体制整備が後手に回った。法律に基づいて営業自粛などを要請する緊急事態宣言が4月7日にようやく出されたものの、その直前には発令を求める小池百合子東京都知事と慎重な安倍晋三首相が鋭く対立。「小池VS官邸」の構図には難局を政局に利用しようとする双方の思惑も垣間見え、国民の不信感を増幅させている。

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