みずほ総合研究所 経済調査部 主任エコノミスト /酒井 才介
みずほ総合研究所 経済調査部 主任エコノミスト /酒井 才介
投稿日2020.04.10. /週刊金融財政事情 2020年4月13日号
「人生100年時代」においては、一つの会社で職業人生を全うすることは難しく、働き手は自分のセカンドキャリアを計画的に設計する必要がある。こうしたなか、キャリア形成の手段の一つとして副業・兼業が注目を集めている。副業・兼業によるスキル獲得を通じて働き手の生産性が上昇すれば、日本経済の底上げにもつながる。本稿では、副業・兼業の実態を確認するとともに、こうした動きが広がる可能性について考えてみたい。
さかい さいすけ
06年東京大学経済学部卒業、財務省入省。17年みずほ総合研究所入社、経済調査部配属。主な著書に『経済がわかる 論点50 2020』(東洋経済新報社、共著)など。
掲載号 /週刊金融財政事情 2020年4月13日号