特集追跡! 検査マニュアル廃止後の融資実務

融資に関する検査・監督の新たな方針

認識している信用リスクをより的確に引当に反映できるようにするための道筋

金融庁 総合政策局 組織戦略監理官 /渡辺 公徳

金融庁 監督局 金融証券検査官 /冨川 諒

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融庁は2019年12月18日、検査マニュアルを廃止し、「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」(以下、新方針)を公表した。新方針は、金融機関の経営理念・戦略に多様性があることを踏まえ、金融機関が、現状の実務を出発点としてよりよい実務に向けた創意工夫を進められるよう、新たな検査・監督の在り方を示したものである。本稿では、金融庁がこれまで進めてきた金融検査・監督の見直しについて、特に資産査定を中心に、その歴史的経緯や新方針の概要、今後の見通しについて紹介する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

わたなべ こうとく
94年大蔵省入省、98年スタンフォード大学院卒、15年内閣官房「まち・ひと・しごと創生本部」参事官、17年金融庁検査局企画審査課長、18年7月総合政策局地域金融監理官、18年11月監督局地域金融監理官、19年7月から現職。

とみかわ りょう
14年京都大学法科大学院卒、15年弁護士登録、16年弁護士法人中央総合法律事務所入所、19年8月から現職。