新聞の盲点

日生出向者の情報漏洩を契機に銀行に迫る保険人材の「内製化」

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三菱UFJ銀行に出向していた日本生命保険の職員による営業秘密情報の漏洩が発覚した。組織ぐるみで問題を見逃していた日本生命に対する行政処分の動向が今後の焦点の一つといえる。足元では、他生保でも同様の事案を巡り水面下で調査を開始する動きが出てきた。保険会社から銀行等への出向は、損保業界の不正事案を受けた監督指針改正でも厳格化が打ち出されたばかり。今回の事案で出向を引き揚げる動きは加速するとみられ、銀行は保険人材の「内製化」を迫られる。

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