日本資産運用基盤グループ 社長 /大原 啓一
日本資産運用基盤グループ 社長 /大原 啓一
投稿日2020.02.14. /週刊金融財政事情 2020年2月17日号
大手金融商品プラットフォームと地銀の資本・業務提携や、主要オンライン証券会社による証券売買手数料無料化などのパラダイムシフトを背景に、リテール金融業界において資産運用アドバイス事業への取り組みが改めて重要性を増している。本稿では、資産運用アドバイスの担い手として注目されるIFA(独立系金融アドバイザー)の定義や可能性の考察、課題の整理を行いつつ、パラダイムシフトの先にあるリテール金融業界の姿について考察する。
おおはら けいいち
03年東京大学法学部卒。10年7月ロンドンビジネススクール金融学修士課程修了。野村資本市場研究所を経て、04年7月から15年3月まで興銀第一ライフ・アセットマネジメント(現アセットマネジメントOne)の東京・ロンドンオフィスで事業・商品開発業務に従事。15年8月にマネックス・セゾン・バンガード投資顧問を創業し、17年9月まで同社代表取締役社長。18年5月に日本資産運用基盤(現JAMPフィナンシャルソリューションズ)を創業。
掲載号 /週刊金融財政事情 2020年2月17日号