特集押さえておきたい仮想通貨の論点

「Sコインプラットフォーム」が目指す新たな決済基盤

決済コストの大幅な低減と「フリクションレス・ペイメント」の実現へ

SBIホールディングス 執行役員ブロックチェーン推進室長 /藤本 守

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「Sコインプラットフォーム」はキャッシュレス化を推進するためのペイメントプラットフォームであるとともに、地域金融機関や地方自治体、企業グループ等のコミュニティ内で通用する地域通貨、コミュニティ通貨等を低コストで発行・流通させるための共通プラットフォームでもある。ブロックチェーン関連技術である分散台帳技術(DLT)を活用した新しい決済用プラットフォームを構築することで、決済コストの大幅な低減に加え、決済ストレスを極力感じさせない「フリクションレス・ペイメント」の実現を目指す。

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ふじもと まもる
88年東京工業大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻修士課程修了、 アーサーアンダーセンアンドカンパニー(現アクセンチュア)に入社。2000年トレードウィン(金融システムベンチャー)を共同創業。07年トレードウィンがSBIグループの傘下入り。16年2月のブロックチェーン推進室設置時から現職。SBIトレードウィンテック代表取締役、SBI Ripple Asia取締役、SBIバーチャル・カレンシーズ取締役を兼務。