特集問い直される公的金融

日本公庫が目指す地域金融機関との連携のカタチ

民業補完を徹底し、公的金融の役割を発揮する

日本政策金融公庫 総裁 /田中 一穂

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日本政策金融公庫(以下、公庫)は今年10月、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫および中小企業金融公庫の統合から10周年を迎える。これまで国の中小企業政策や農林漁業政策などに基づき、セーフティネット機能の発揮、民間金融機関と連携した成長戦略分野の支援等に取り組んできた。今後、地域金融機関等との連携を一層加速することで民業補完を徹底し、政策金融機関としての役割発揮に努めていく。

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たなか かずほ
79年東京大学法学部卒、大蔵省(現財務省)入省。主計局、理財局などを経て、06年内閣総理大臣秘書官、11年理財局長、12年主税局長、14年主計局長、15年事務次官。16年に退官後、東京海上日動火災保険顧問。17年から現職。