解説

アセアン主要国の金融市場の概況

経済発展・人口動態等の多様性を有する中で、さらなる市場拡大を予期

大阪成蹊大学 マネジメント学部国際観光ビジネス学科 教授/前ニッセイ基礎研究所 首席研究員/アジア部長 /平賀 富一

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東南アジア諸国連合(アセアン)の金融市場は、経済発展とともに、その規模を拡大させ、世界市場におけるポジションを着実に高めつつある。本稿では、銀行・証券・保険セクターに焦点をあて、アセアン原加盟国として影響力の大きい、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン5カ国(アセアン5)を中心に市場の概況やトレンド、今後の方向性について述べる。

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ひらが とみかず
79年東京大学経済学部卒後、東京海上火災保険(現東京海上日動火災保険)に入社。外務省や国際金融情報センター、日本格付研究所等を経て、09年にニッセイ基礎研究所に入社。14年7月から主席研究員・アジア部長(この間、新潟大学大学院教授を兼務)。18年4月より現職。このほか上智大学で非常勤講師を務める(博士(経営学)、修士(法学)、ハーバード・ビジネス・スクールTGMP修了)。