解説

仮想通貨交換業者におけるマネロン・テロ資金供与対策のあるべき姿

国際的要請も高まるなかで、リスク管理態勢の整備は急務

金融庁監督局総務課 仮想通貨モニタリングチーム モニタリング管理官 /岡田 瞳

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マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策(AML/CFT)への要請がますます高まるなか、仮想通貨交換業者においても、犯罪収益移転防止法(犯収法)の遵守に係る一律の対応にとどまらず、自らが直面するマネロンおよびテロ資金供与(ML/FT)リスクについて特定・評価し、リスクに見合った低減措置を講じるなど、有効なML/FTリスク管理態勢の整備が求められる。

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おかだ ひとみ
ニュージーランド オークランド大学政治学部卒。外資コンサルティング会社等を経て、14年6月金融庁入庁(金融証券検査官)。17年11月から現職を併任。