公正取引委員会は2017年12月15日、ともに新潟県を地盤とする第四銀行と北越銀行の経営統合を承認したことを発表した。その審査結果をみると、長崎県での市場シェアが大きく高まるふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と十八銀行の経営統合のハードルがきわめて高いことも再認識された。FFGと十八銀行は定例的に公取委との協議の場を設けて交渉を続けているが、審査は膠着状態のままだ。はたして、統合実現に向けた突破口は見つかるのか。
公正取引委員会は2017年12月15日、ともに新潟県を地盤とする第四銀行と北越銀行の経営統合を承認したことを発表した。その審査結果をみると、長崎県での市場シェアが大きく高まるふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と十八銀行の経営統合のハードルがきわめて高いことも再認識された。FFGと十八銀行は定例的に公取委との協議の場を設けて交渉を続けているが、審査は膠着状態のままだ。はたして、統合実現に向けた突破口は見つかるのか。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年1月15日号