新聞の盲点

日銀総裁人事、本田悦朗氏が台風の目に

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5年に一度の日銀総裁人事が動き出した。現在の黒田東彦総裁の任期は2018年4月まで。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の立役者である黒田総裁の続投が有力視されるが、首相の経済ブレーンである本田悦朗・駐スイス大使は真っ向から異を唱え、自ら次期総裁への意欲を公言してはばからない。人事レース序盤は「本命黒田、対抗本田」の構図だが、終盤にかけてダークホースが急浮上する可能性もある。台風の目となっている本田氏の動向から目が離せない。

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