解説

野村の総合力を結集したマーチャント・バンキングビジネス

地銀や外部専門家と連携しながら地域中核企業へ投資を進める

野村キャピタル・パートナーズ 社長/野村ホールディングス 執行役員 マーチャント・バンキング部門長 /前川 雅彦

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野村ホールディングス(HD)は今年1月にマーチャント・バンキング部門を創設し、同4月より事業を開始した。近年、日本のバイアウト投資の件数は漸増を続け、すでにリーマンショック以前のピーク水準を上回っている。投資先企業の所在地も東京一極集中から地方に広がりつつあり、事業承継やマネジメント人材の不在などバイアウト投資を受け入れるニーズも多様化している。わが国には世界で輝くことのできるポテンシャルを秘めた、ユニークですばらしい企業がたくさん存在している。野村の総合力を結集し部門間の協業を進めると同時に、外部の専門家の力を借りて独自の案件創出を進めていきたいと考えている。

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まえかわ まさひこ
86年慶應義塾大学法学部卒、同年野村証券入社。函館支店長、浜松支店長、神戸支店長、執行役員(営業部門事業法人兼IB部門公開業務担当)、同(企業金融担当)などを経て、15年4月野村信託銀行常務取締役(営業統括)、17年4月同行専務執行役(ビジネス統轄)、18年1月から現職、野村キャピタル・パートナーズ社長(現任)、6月野村フィナンシャル・パートナーズ社長(現任)。