特集社会を変えるデータ利活用

情報政策を巡る欧米中の三つ巴の争い─日本はどの道を歩むべきか─

情報政策は「国のかたち」に関わる国家論的な問題

慶應義塾大学法科大学院 教授/グローバル法研究所 副所長 /山本 龍彦

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現在、世界では、EU・米国・中国が情報経済圏を巡って三つ巴の争いを繰り広げている。日本における情報政策の基本的なあり方を決定するには、これら各情報経済圏の政策的特徴や個人情報保護制度を表層的に検討するだけでなく、その背景にある憲法文化までを考察の対象に含めなければならない。情報政策をどのように方向付けるかは「この国のかたち」にも関わる国家論的な問いと不可避的に関連しているからである。

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やまもと たつひこ
99年慶應義塾大学法学部卒。01年同大学院法学研究科修士課程修了。05年同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。07年博士(法学・同大学)。11年慶應義塾大学法務研究科准教授、14年4月から現職。著書に『プライバシーの権利を考える』(信山社)、『おそろしいビッグデータ』(朝日新聞出版)などがある。