特集試練の地方銀行

新生・福島銀行が逆風の中で描く持続可能なビジネスモデル

インタビュー

福島銀行 社長 /加藤 容啓

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福島銀行は2018年3月期決算で、経常利益▲13億円、当期純利益▲31億円(いずれも連結)の赤字に陥り、金融庁から財務内容に関する業務改善命令を受けた。引責のかたちで森川英治社長は退任し、地元のライバルである東邦銀行出身の加藤容啓氏が6月21日付で社長に就任した。空前の低金利環境に加え、東日本大震災と原発事故により福島県の人口流出に歯止めがかからないという逆風の中、加藤新社長は手数料ビジネスを強化することで持続可能なビジネスモデルの構築を急ぐ。(編集部)

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