金融庁は、ホワイトペーパーとも呼ばれている「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」について、金融機関などから意見や悩みをヒアリングする「対話会」を全国で実施している。検査・監督基本方針では、「金融検査マニュアル」の廃止が打ち出されており、来年4月をメドに廃止される。金融検査マニュアルに代わって、新たに償却や引当の指針(プリンシプル)が示される予定だが、金融庁は償却・引当の多様性を許容する柔軟な指針を打ち出す方針だ。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年5月14日号
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