特集「金融育成庁」の羅針盤

検査マニュアル廃止後の検査・監督

ガバナンスなど四つの“不在”が重要な着眼点に
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金融庁は2018年6月29日、今後の検査と監督のあり方を整理した「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」を策定・公表し、その中で金融検査マニュアルを別表も含めて19年4月以降に廃止することを打ち出した。これを受けて、19年2月初旬までにディスカッションペーパーの「資産分類・償却・引当に関する考え方と進め方」(仮称)の案をパブリックコメントに付す。ディスカッションペーパーの作成にあたって意見を求めてきた有識者会議「融資に関する検査・監督実務についての研究会」の議論を振り返り、これからの検査・監督の方向性を探る。

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