特集新局面の「コンビニ金融」

ATM戦略の転換に際して金融機関が留意すべき論点

コンビニATMの活用次第では、関連経費の採算が悪化するリスクも

日本ATM シニアコンサルタント /森谷 拓也

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「銀行窓口事務の負荷軽減」「マスリテール層の獲得、ひいては預金を集めるためのツール」として台数を増やしてきた金融機関のATMだが、コスト削減の必要性の高まりやコンビニATMの台頭などにより、近年、戦略の見直しを図る動きが顕著になっている。金融機関のATM戦略が大きな転換期を迎えたいま、どのようなことに留意して見直しを図るべきか。本稿では、コンビニATMの活用といった戦略の見直しにあたっての主な方向性と留意すべき事項について解説する。

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もりたに たくや
埼玉大学理学部数学科卒。09年日本ATM入社、コンサルティング部門の新設に伴い参画。