特集広がり始めたデータレンディング

銀行初の「レコメンド型」を実現した住信SBIの新サービス

新しい顧客体験で小規模企業の借入れ不安を一掃

住信SBIネット銀行 SME事業部 副部長 /青木 久武

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住信SBIネット銀行は2018年8月から、銀行初(当社調べ)となるレコメンド型トランザクションレンディング「レンディング・ワン」の取扱いを開始した。所定の条件を満たす顧客は、申込手続きなしに常時、法人口座の利用状況や売上といった日々の取引データに応じて「借入可能額」と「借入金利」といった借入条件を受け取ることができる。本稿では、単なる法人融資のオンライン化にとどまらない、新しい顧客体験を実現した当社のトランザクションレンディングの取組みを紹介する(データレンディングについて、当社ではトランザクションレンディングという表現を用いていることから、本稿ではトランザクションレンディングで統一する)。

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あおき ひさたけ
信用金庫、不動産会社を経て11年に住信SBIネット銀行入社。審査部門、投資部門を経て16年5月にトランザクションレンディング準備室(現SME事業部)の立ち上げから現職。