新聞の盲点

東京の国際化構想が楔を打ち込んだ投信業界の二重計算問題

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毎日算出される投資信託の基準価額。1951年の投信法制定以来、委託会社と受託銀行双方が計算を行い、結果を照合する「二重計算」を行っている。しかし、この業界慣行が、外資系運用会社の日本参入を阻む障壁となっているのではないかという指摘がある。東京都が「国際金融都市・東京」構想を推進する中で、投信の二重計算は国際化を目指す東京をガラパゴス化させる象徴なのか。いや、コトはそう単純ではなさそうだ。

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