解説

地域金融機関による事業性評価の取組みとその効果

経営戦略の狙い・経営リソースに応じた事業性評価の取組方針とビジネスモデルが重要

金融庁 金融研究センター/兼金融庁監督局監督調査室 課長補佐 /冨田 尚子

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金融庁金融研究センターでは、銀行経営における事業性評価の位置付け・狙いにより、どのようなビジネスモデルが存在するかについて調査・分析を行った。その結果、事業性評価を徹底している地域金融機関では、定量面・定性面ともに一定の効果があることがわかった。加えて、事業性評価の位置付け・狙いの明確化や経営トップ主導での改革の徹底、中長期的な取組みなどが必要であることも示唆された。

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とみた なおこ
産業再生機構等を経て16年金融庁入庁、17年から現職。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、ボストン大学経営大学院経営学修士。