金融庁は9月26日、2018事務年度(18年7月1日~19年6月30日)で取り組む重点施策をまとめた「変革期における金融サービスの向上にむけて~金融行政のこれまでの実践と今後の方針~」(新方針)を公表した。従来は、前事務年度の「金融行政方針」に基づく施策の進捗状況の評価やその分析結果を「金融レポート」として公表し、これを新事務年度の「金融行政方針」に反映させてきた。今事務年度の新方針は、PDCAを明確化させることを目的として、両者を一体化させた文書として策定された。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年10月8日号