解説

引当実務に大きく響く金融商品会計基準の改正論議

金融検査マニュアルの廃止もにらみ、実務の高度化に期待

あずさ監査法人 金融事業部 マネージング・ディレクター /大川 圭美

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

企業会計基準委員会(ASBJ)は、金融商品に関する会計基準の改正についての意見の募集を2018年8月30日に公表した(18年11月30日が意見募集締め切り日)。本稿では、国際的な金融商品会計基準の改正の背景とともに、意見募集の概要、邦銀への影響について概説する。なお、本文中の意見に関する部分は、筆者の個人的意見であり、筆者が所属する組織の見解を示すものではない。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

おおかわ たまみ
金融機関に対する会計アドバイザリー業務(特に金融商品会計基準(日本基準・IFRS・米国会計基準))に従事。金融機関向けIFRS基準セミナーの講師や金融商品会計基準の解説記事の執筆も多数。